大腸ポリープ手術
大腸ポリープが見つかった時は?
その場で切除することが可能です
大腸カメラ検査時に大腸ポリープが見つかった場合、大きさにもよりますがその場で切除することが可能です(約15mmまで)。
浜本クリニックでは、10mm程度までのポリープは切除後の出血が少ない“コールドポリペクトミー”と言う方法で治療しています。
コールドポリペクトミーは現在、全国的に主流になりつつある方法ですが、当院では初期の段階から積極的に行っていて豊富な経験・実績を重ねております。
大腸ポリープ切除の重要性
現在、大腸がんは増加傾向にありますが、早期発見・早期治療すれば9割程度は完治させることが可能とされていて、“最も完治させやすいがん”とも言われています。
こうした大腸がんから体を守るためには、大腸ポリープの切除が重要です。
大腸ポリープのうち、“腺腫性ポリープ”と呼ばれるものの中にはがん化するものも含まれていて、こうしたリスクのあるポリープを確実に切除することで、高い確率で大腸がんが予防できるようになります。
40歳を過ぎたら大腸カメラ検査を受けましょう
大腸がんの発症リスクは40歳以降から高まるとされていますので、40歳を過ぎたら一度は大腸カメラ検査を受けて予防に努めるようにしましょう。
特に大腸ポリープの切除を受けたことがある方、大腸がんの家族歴がある方などは要注意ですので、早期発見・早期治療のためにも定期的な検査の受診をおすすめします。
大腸ポリープの切除方法は?
コールドポリペクトミー
従来、大腸ポリープを切除する際はポリープを生理食塩水で持ち上げてからスネアで引っ掛けて通電し焼き切っていました。
ただし、この方法だと大腸に穴が開く(穿孔)のリスクがあります。
一方、当クリニックが行っているコールドポリペクトミーの場合、通電せずにそのまま切除するため、従来の方法と比べて出血や穿孔のリスクが抑えられます。
コールドポリペクトミーの流れ
- 大腸カメラ検査でポリープを発見
- ポリープにスネアを掛けます
- スネアを締めつけます
- そのまま切除します
- 組織を採取して検査を行います(病理検査)
大腸カメラ検査・大腸ポリープ切除の費用
初診料、検査用薬剤、血液検査 | 2,500円~4,000円 |
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内視鏡検査(検査のみ) | 約5,000円 |
内視鏡検査(細胞検査あり) | 上記に加え約3,000~6,000円 |
合計 | 7,500円~15,000円 |
大腸ポリープ切除(日帰り手術) | 25,000円~30,000円 |
*1割負担の方は1/3程度のご負担とお考え下さい。