浜本クリニック

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過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群(IBS)は腹痛、腹部不快感を伴う下痢や便秘を主症状とする機能性疾患(内視鏡検査などで特に異常を認めない)で、以下のような特徴があります。
・いつも腹痛や腹部不快感がある
・いつ下痢になるか心配である
・いつも便秘気味である
・下痢と便秘を繰り返す
・急な腹痛や下痢でトイレに駆け込むことが多い

ストレス社会の現代病とも言われ、年々増加する疾患のひとつです。特に20~40歳代に多く、男性は下痢型、女性は便秘型が多いとされています。
治療薬としては止瀉薬、整腸剤、便秘薬、消化管運動調整薬、高分子重合体などが症状に応じて使用されていますが、これといった特効薬がないのが現状です。
近々、ある製薬メーカーより下痢優位な患者さまに対する新薬(といっても従来の制吐剤の投与量を調整したもの)が発売されます。
先日同メーカーの会議で実地臨床医の立場からコメントさせていただく機会がありましたので、色々と情報交換させていただきました。

この薬剤、私自身はまだ使用経験はありませんが、便秘や下痢を治療するだけでなく、IBSの本質ともいえる腹部症状を抑えるうえ、安全性においても確かですし、画期的な薬剤になるかもしれません。予定では男性のみにしか適応がないようですが、個人的は大変期待しています。私もどちらかといえば下痢優位なIBSですので、自分自身で試してみようと思っています。

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