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阪神消化器病談話会発表【2012年3月9日】
昨日阪神消化器病談話会で発表してきました。
この会は阪神間の官公立病院の消化器専門の先生が参加されています。
今回『collagenous colitisの4例』という題目で発表しました。慢性下痢を主症状をして、その大半は色々な薬の服用により発生すると言われている腸疾患(日本語訳では膠原線維性大腸炎)です。比較的珍しい病気ですが、最近増えており話題になっています。酸分泌抑制剤、鎮痛剤、高コレステロール治療薬などの服用で誘発されます。当院でこの2年に4人の患者さまを診断しましたので、発表させていただきました。最近は1ヶ月以上の下痢が続く患者さまが来られたら、必ず詳細に服薬歴を確認しています。