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第29回 関西早期大腸癌勉強会【2010年9月7日】
昨日、第29回 関西早期大腸癌勉強会が開催されました。
私が開業前に発足したこの勉強会も丸7年を迎えました。
今回は大腸内視鏡では世界的権威である工藤進英先生が以前勤務されていた秋田赤十字病院 消化器病センターの山野泰穂部長に拡大内視診断についてご講演いただきました。工藤先生は大腸陥凹型病変の存在を世界中に伝え、大腸癌の自然史に大きな影響を与える仕事をされました。またポリープの表面を拡大して観察することで病変の組織を予測する拡大内視鏡診断を確立した偉大な内視鏡医です。現在は昭和大学北部病院の教授としてご活躍されています。山野先生は若くから工藤先生の指導を仰ぎ、現在は秋田日赤の消化器分野のトップとして頑張っておられます。期待どおりのすばらしいご講演で、集まった124名の先生方も満足されていました。