浜本クリニック

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痛みのない大腸内視鏡挿入法

大腸内視鏡の挿入には熟練した技術が必要です。
上図左端・真ん中のように内視鏡を無理矢理押し込んで、
腸管を伸ばしながら挿入すると強い痛みを伴います。
上図右端のように腸管にできるだけ空気を入れず、
腸管をたたみ込むようにまっすぐ内視鏡を挿入すると、
ほとんど痛みを感じることなく検査することができます。
これは挿入技術の基本で、簡単なようですが、
習熟するのにかなりの時間を要します。
鎮静剤を多量に使用した場合には、上図左端・真ん中のような挿入をしても、さほど痛みは感じないかもしれませんが、未熟な技術の内視鏡医が無理に腸管を伸ばして挿入した場合、穿孔する(腸に穴があく)こともあり危険です。
当院でも患者さまにリラックスしていただくために軽い鎮静剤を使用していますが、痛みのない挿入法による安全な大腸内視鏡検査を常に心がけています。

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