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消化器がんの診療と紹介先病院
消化器系のがんを発見した場合、内視鏡治療・外科手術・化学療法のどの治療法がベストな選択かを判断し、患者さま・ご家族と十分相談したうえで、下記の専門施設のエキスパートの先生を中心にご紹介させていただいております。最近はたとえ大きながんであっても、内視鏡的に切除し、根治が得られる場合があります。しかしながら、どこの内視鏡医でも安全・確実にできる手技ではありません。また外科手術の場合は、腹腔鏡治療を積極的に導入している施設とそうでない施設があります。
昨年までに当院で発見した胃がんは64例(早期37例)ですが、そのうち内視鏡的切除が13例(全例ESD)、外科手術が45例(腹腔鏡12例)でした。大腸がんは73例(早期40例)で内視鏡的切除23例(ESD 3例)、外科治療49 例(内視鏡的切除後追加腸切除10例を含む)(腹腔鏡32例)でした。また当院では内視鏡治療後の患者さまはもちろんのこと、外科手術後の方も手術施行病院と連携して経過を見させていただいております。術後の定期的な内視鏡検査も当院で行っております。
消化管(食道・胃・大腸)がんの内視鏡治療
大阪府立成人病センター 消化管内科
神戸大学 消化器内科
関西労災病院 消化器内科
兵庫県立尼崎病院 消化器内科など
胃・大腸がんの腹腔鏡手術
大阪医科大学 一般・消化器外科
関西労災病院 外科
兵庫県立尼崎病院 消化器外科など
消化器がんの化学療法
大阪医科大学 化学療法センターなど
胆のう・膵臓がん診断治療専門
淀川キリスト教病院 消化器病センター
大阪府立成人病センター 肝胆膵科